高尿酸血症について知っておきましょう

高尿酸血症とは、血清尿酸値が7.0㎎/dLを超えた状態と定義されており、30~50歳代の男性に多いです。
高尿酸血症が持続すると、関節内に析出した尿酸結晶による痛風発作や、腎間質に尿酸結晶が蓄積することで「痛風腎」と呼ばれる腎障害を呈します。
また、尿酸が尿中に排泄される際に、溶けきれなかった尿酸によって尿路結石(尿酸結石)を生じます。
治療開始基準は血清尿酸値8.0㎎/dL以上であり、目標値は6.0㎎/dL以下(4.0~6.0㎎/dL)とします。
治療は、非薬物療法(生活習慣の改善)が重要であり、プリン体を多く含む食品の摂取制限やアルコール類の摂取制限、十分な水分の摂取、尿をアルカリ化する食品の摂取を心がけなければなりません。
薬物治療では、尿酸合成阻害薬や尿酸排泄促進薬により尿酸値を低下させます。
その他、痛風発作予防にコルヒチン、疼痛緩和および炎症抑制に非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や副腎皮質ステロイド性薬、尿酸結石を生じにくくするために尿アルカリ化薬なども用いられます。